小さかったのではっきり何歳で起きたことかは覚えていませんが、小学校3年~5年くらいの間に起きた出来事だと思います。この時はまさかこの日を境に家で一生ピザが食べれなくなるとは思っていませんでした。
祖父母、曾祖母と一緒に暮らしていた実家ではパンを食べることも少なく、ピザなんて食べることもありませんでした。とにかく子どもながらに洋食に憧れがあっても食べられる家ではなかったです。
そんなある日、きっと祖父母、曾祖母が親戚の旅行か何かで昼間はいなかったのでしょう。両親、弟と私でお昼にデリバリーピザを食べることになりました。初めてのピザにウキウキるんるんだった私と弟。ピザも届いた後、何かをきっかけに父親がいつものようにブチ切れてしまい、ストーブの上のやかんを倒して、熱湯が弟にかかってしまったんですね。普段黙っている母親も大事な弟がやけどをしそうになったことに怒りを示して、反抗したのです(普段なら黙って父の言うことを聞くだけ)。またそれが父親をキレさせてしまったため、もう大変。楽しみにしていたピザどころじゃなく、この日が生まれて初めてのピザだったはずなのに、この日が家では最後のピザとなってしまったのです。アスペルガーの人は傷ついた過去の何かしらの記憶がトリガーとなりやすく、ピザがまた彼の怒りのトリガーになりかねないから、暗黙の了解のごとく、「デリバリーピザを頼みたい、食べたい」なんて小さいながら口が裂けても言えませんでした。小さくてもそうなるとどうなるかが分かっていたからです。
楽しみにしていたピザを食べられなかったことももちろん悲しかったですが、私の中で何よりも悲しかったのが、やかんの熱湯がもし弟ではなく私にかかっていたら、きっと弟の時みたいに母親は父親に反抗しなかったはずだからです。これは彼女のこれまでの私と弟への態度の違いで分かります(私がそう決めつけていると思う人がいるかもしれないので、一文添えておきます)。
とにかく小学校高学年にさしかかると、本当に家庭内でも学校でもいろいろありすぎて小さい自分にお疲れとしか言えないです笑。
続く。
【留意頂きたいこと】これは私がこれまでどんな人生を歩んできて今の自分がいるかを説明しているブログであり、同情を求めるために書いているブログではありません。ライフコーチとして、辛い過去があるからこそ人の痛みや悩みが理解できると信じています。
